iDeCo イデコの始め方をわかりやすく解説してみました

将来 iDeCo イデコ
将来
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イデコ初心者
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iDeCo イデコを始めてみたいけど、どうすればいいの?
いつはじめたらいいの?iDeCo イデコのメリットって何?

そんなお悩みをお持ちの方は多いと思います。そこで、iDeCo イデコって何?と全く初めて聞く方を対象に、実際に2021年3月からiDeCo イデコを始めた筆者が実体験をもとに解説します。実際にはもう少し制度に複雑な部分があり、そのため、なかなかとっつきにくいイメージのあるiDeCo イデコですが、メリット・デメリットを考慮してもやはりお得な制度だと思っています。ひとまずはここだけは知っておけばいい!というところだけを抽出してお話します。

この記事では以下のことをわかりやすく解説します。

  • iDeCo イデコの制度について、
  • iDeCo イデコのメリット・デメリットについて
  • iDeCo イデコの始め方について

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iDeCo イデコとはどんな制度?

iDeCo イデコ

iDeCo イデコの概要説明

iDeCo イデコは「個人型確定拠出年金」と言って、個人的に加入できる年金の制度のことで、リタイア後の資金確保を目的としたもの、加入は個人の自由です。掛金、つまり毎月定額を支払って、自分の好きな運用方法に基づいて、運用をしていきます。毎月定額支払った金額(元本)と運用益の合計額を老後(60歳以降)に受け取ることができ、老後の生活費に当てましょう~という制度になります。

年金制度の3階部分

日本の年金制度はよく3階建てと言われます。1階が国民年金、2階が厚生年金でこれらは国が運営している「公的年金」ですが、iDeCo イデコはこの3階部分になります。本当はもう少し複雑ですが、簡単に図解すると下記のとおりです。

昨今、老後2,000万円問題など騒がれましたが、今は日本の平均寿命はどんどん伸びて、厚生労働省の「簡易生命表(令和元年)」によると、2019年の日本人の平均寿命は男性が81.41歳、女性が87.45歳とのこと。企業にお勤めの方で、退職年齢が60~65歳とした場合、退職後約20年はまだ生きられることになります。一方、少子高齢化、人口が減少することを見込んでいる日本では今後、国の公的年金だけでは個人の老後資金の全部がまかなえだろうから、個人的にも年金に加入しておいてくださいね~そのために税金の優遇措置も取りますよ~というのがこのiDeCo イデコ制度が始まった理由でもあります。なお、お勤めの企業によっては企業型確定拠出年金に加入されているところもあり、位置づけとしてはイデコと同じ3階部分になります。

掛金は人により異なる

個人事業主なのか、会社員や公務員なのか、お勤めの場合企業型拠出年金に加入しているのどうか、主婦の方なのか等条件により、掛け金が異なるのですが、企業型拠出年金に加入していない企業にお勤めの方を前提にすると、毎月最大23,000円の拠出(払い出して運用する)が可能になります。

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iDeCo イデコにはどんなメリットがあるの?

税金がお得になります

所得控除

iDeCo イデコに払い出した金額全額が所得控除されます。所得控除されると支払うべき税金が減ります。所得税10%、住民税10%として、毎月1万円の掛け金を支払っていた場合、年間12万円分 x 20% =24,000円分の節税になります。

運用益に課税されない

元本をもとに株や債券など、金融商品を運用して利益が出た場合、約20%の税金を納める必要があるのですが、iDeCo イデコで運用した場合には運用益にかかる税金がなくなります

iDeCo イデコのデメリットは?

拠出したお金は原則60歳まで引き出せない

ずばり、一度払い出したお金は基本的に60歳まで引き出せないことです。そのため、毎月払い出すお金がなくても生活には困らないという資金面の余裕がない限りは始められません。ただ少額でも始めることはできるので、まずはできる金額で始めることをおすすめします。

月額費用がかかる

詳細は後述しますが、SBI証券の場合、加入時2,829円、月額171円かかります。

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どんな商品を選んだらいいの?

元本が保証されているもの

拠出した金額が保証されており、リスクのないものになります。代表的なものは定期預金です。リスクがない分、現在の定期預金の年率が0.01%ですので、資産が増える見込みは殆どありません。ただし、通常銀行口座で定期預金するよりも、上記の所得控除が適用される分、節税メリットがあります。リスクは負いたくないけど、所得控除のメリットは受けたい場合には良い選択となります。

元本が保証されていないもの

こちらは投資信託になります。投資信託とは、個人が一つ一つの株や債権を選んで投資するのではなく、運用のプロにお金を預けて、株や債券の選択や、それらのまとめ運用をお願いする投資になります。初心者がどの株、債権にしたらいいのか選ぶのは大変ですが、投資信託の場合その手間が省けます。なお、株式、債権の大きな違いはリスクが異なります、株式のほうがリスク高くなりますが、リターンも大きくなります。自分がどれだけリスクを負えるかにより、選ぶ商品が変わってきます。

筆者が選んだ商品

株式の投資信託商品、「eMaxisSlim 全世界株式除く日本」です。こちらはこれ一つに投資するだけで、日本以外の先進国や新興国にバランス良く投資できる詰め合わせパックのような商品です。

eMaxisSlim全世界株式除く日本 を選んだ理由①

2021年3月現在、今はアメリカの株式市場が非常に好調ですが、20~30年と長期運用する間に、必ず市場の浮き沈みがあることは過去の歴史から見ても明らかで、どこの国の市場がどうなるかというのは誰にもわかりません。そこで、どの市場が良くなっても悪くなっても全世界にまんべんなく投資をしておけば、リスクを最大限抑えられるという考え方からこちらにしました。超初心者の方はこのような全世界型投資信託を選んでおけば一番リスクが低くおすすめです。

eMaxisSlim全世界株式除く日本 を選んだ理由②

先述の通り、投資信託は投資のプロ(=投資信託運用会社)へ運用をおまかせするため、信託報酬というのを払わないといけません。「eMaxisSlim全世界株式除く日本」とそれ以外の類似商品を比較すると、どれも信託報酬は最安値レベルです。その他にも検討材料として、過去のリターンやどのインデックスに則した運用をしているか、など各商品により特徴が少々異なってきますが、全世界型株式に投資する場合、下記3点のどれかを選んでおけば特に問題はないと思います。

年間信託報酬費用
(カッコ内は実質コスト)
毎月23,000円運用した
場合の年間費用(概算)
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
(雪だるま(全世界株式))
0.1102%
(0.133%)
¥368
eMAXIS Slim全世界株式
(除く日本)
0.1144%
(0.209%)
¥577
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
0.212%
(0.261%)
¥721
2021年3月現在

どの証券会社を選んだらいいの?

2大人気の証券会社は下記のとおりです。

  • 楽天証券
  • SBI証券

iDeCo イデコには加入時と毎月かかる手数料、さらに金融機関によっては運営管理手数料というものが発生しますが(下記表参照)、これら2大証券会社はこの運営管理手数料が無料です。筆者はeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)が魅力的でこれに投資したく思っていましたので、この商品の取り扱いが楽天証券にはなくSBI証券しかなかったため、SBI証券にしました。

加入時手数料国民年金基金及び
信託銀行への毎月手数料
証券会社への
運営管理手数料
取り扱い商品数
SBI証券2,829円171円0円87
楽天証券2,829円171円0円32
2021年3月現在

実際に始められるまでどれぐらいかかるの?

資料請求から実際の引き落としまで、約3ヶ月弱かかりました。

  • 1月4日 SBI証券のウエブサイトより資料請求
  • 1月7日 SBI証券より、資料請求受付のお知らせメール受信
  • 1月15日 SBI証券より資料受け取り
  • 1月23日 勤務先へ事業主証明書記入依頼、記入したものを勤務先より入手後、SBI証券へ必要書類送付
  • 2月5日 SBI証券より返送書類受領したことのメール受信
  • 3月15日 個人型年金加入確認通知書 受領、SBI iDeCo イデコサイトにログイン
  • 3月26日 1月と2月の2ヶ月分合算分を銀行口座より引き落とし、運用開始

以上、簡単に実際のイデコ運用までをご説明しました。デメリットもあるものの、メリットのほうが大きいと感じています。ぜひiDeCo イデコご加入がまだの方はご検討してみてはいかがでしょうか。

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